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成年後見人となって
組織の中でかっちり福祉のお仕事なんぞをしていると、自分の支援なんかが本当に必要なのだろうかと思ってしまう。

家族もいて、資産もあって、支援がなくたって、どうにかなるんじゃないかと。

自分が助けなくてはいけない人は、もっとほかにいるんじゃないかと。

身寄りのない、天涯孤独な人。

成年後見人に関心を持ち始めたのは、2年前。研修を経て、晴れて、成年後見人になる資格を取得した。

いくつかある案件の中から、わたしが手を挙げたのは、元ホームレスの80代認知症男性の支援。

わたしの主な仕事はその方の財産管理。資産はないが、若いころにしっかりとお仕事をされていたようで、それなりの年金がある。しかし、認知症により管理ができないため、支給停止となり、そのかわりに生活保護を受給している。そのあたりの切り替えの手続きをまずはやらなくてはいけない。

病院のソーシャルワーカーに暴力を振るうような方で、関係者の方々が心配したのは、わたしにも危害を加えるのではないか、と。おじいちゃんのパンチをよけられるような対策も必要というわけです。

今日は、成年後見人をしている方たちとの自主研修に参加。みなさん、いろいろとご苦労がおありのようで、大変なのは自分だけではないと思うと、ちょっと不安が払拭されました。

ところで、その研修のために、数年ぶりに渋谷へ。大学の3、4年時を渋谷にあるキャンパスで過ごしたことがあるので、相当なじみの場所ではあるのだが、若者やら、はいからな人が多くて、すんごいコワイ。芸能人とかもいそうだしさあ。ドキドキしちゃう。

研修が終了するやいなや、ダッシュで地下鉄に乗り込み、颯爽と渋谷を後にしました。

都会は新宿西口の小田急百貨店&ミロードが限界。新宿ルミネはもう怖い。歌舞伎町なんてもってのほか。
by shakaifukushi-shi | 2010-09-20 00:13 | 今日のお仕事
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